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論文作成のための準備作業として,収集した情報,調査したこと,現時点における自分の考えを整理してみたことなどを断片的に記したものである。
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経済学批判要綱:
マルクスが1843年秋以来の「15年間の研究成果として」1857年8月から1858年5月までに執筆された一連の経済学批判の草稿を指す。公刊を意図して書かれたものではない。彼が亡命先のロンドンで行なった経済学研究の最初のまとまった成果であり、のちに『資本論』の形をとることになる主著の構想を展開した最初の原稿と見なされる。書名『経済学批判要綱』“Grundrisse der Kritik der politischen Okonomie”は、マルクス=エンゲルス=レーニン研究所が1939年および1941年に2分冊として出版された際、最初につけられた標題である。この2分冊は1953年に写真複製版・合本で出版され、巷間に知られることにより、『経済学・哲学草稿』と『資本論』を媒介する文献として研究されてきた。
なおマルクスの『経済学批判』(1859年)という著作は、この『経済学批判要綱』の「貨幣に関する章」をもとにマルクスが作成した原初稿(Urtext)を更に改稿して成立したものである。当初の計画では同じ題名で続編を出す予定だったが、著述プランに変更があり、続きは1867年に『資本論』第1巻として出ることになる。
アントニオ・ネグリのように資本論よりも重要視する思想家も存在している。


『経済学・哲学草稿』⇒『経済学批判要綱』⇒『資本論』
*ネグリなどは資本論よりも要綱を重視。
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